駄目系楽沈隊のあゆみ


Update: May. 31, 2003

とき ところ - 2002年 - 参加者
9月21-23日 奥只見 谷川岳PAで待ち合わせの予定であったが、 案の定財務大臣が遅刻しそうなので、小出まで移動、スーパーで買い出しをする。 そこへ財務大臣もようやく合流、途中の湯之谷村で蕎麦など食いつつ、 奥只見シルバーラインを抜け(トンネルだらけで、本当に「抜ける」感じであった)、 銀山平へ。キャンプが出来ないか偵察するも、殺伐とした風景で、あきらめる。 湖岸沿いの国道をウネウネウネウネ長いこと走り、小白沢キャンプ場に宿を決める。 木々にかこまれたキャンプ場で、なかなか居心地がよい。 隣の小白沢ヒュッテでベルギービール等飲み、ふんだんにきのこを投入したきのこ鍋を 作り(これまた絶品)、秋の味覚を満喫する。ついでに北朝鮮産の松茸も頬張ってみたりする。

翌日、漕ぎ出そうとするも、水位が下がっていて湖岸はドロドロ。出艇に難儀する。 湖は、人の気配が無く、やはり殺伐としているし、あまりにもデカイ湖なので、 途方に暮れる。今にも雨が降り出しそうな天気なので、早々に引き上げ、 キャンプに専念することに。狂牛病が話題の昨今、牛テールのリゾット等を作り、 舌鼓を打ち、雨のなかキャンプ場の夜は更けていく。

雨は次の日も止まず。帰りのウネウネウネウネ道は至る所で川になっていて、 ちょっと焦る。銀山平でやけに真新しい温泉につかり、小出市内でへぎ蕎麦食って 帰途につく。

カヌーと天候は大したことなかったが、食い物に支えられた3日間であった。







8月10-11日 猪苗代 金曜の夜に集合であったが、仕事を終えた食糧庁長官が到着したのは 深夜2時過ぎ、ヘロヘロになって朝まで飲み明かす。夜明けの湖水は 暖かく、湖水浴など楽しんでみる。
その後テントで眠り、起きてみると周りには湖水浴の人々が。 湖岸には蟻が大量にいて、鬱陶しいので水中にテーブルと椅子を置き、 夏の水辺を満喫。夕暮れ前に、財務大臣が到着するも、隊長と食糧庁 長官は疲れ切っていて、やる気なし。それを取りなす財務大臣の姿が 微笑ましい。満点の星のもと、流れ星に勝手に他人の願い事をしたり しつつ、珍しく12時過ぎに就寝。

翌朝、これも珍しく財務大臣が一番に起きて漕ぎ出す。焦った食糧庁長官 はそれを追いかけ、湖上ですがすがしい一時を過ごす。

沙知代丸に無理やり二人乗りしたところ、2回程沈。これが新艇での初沈 となった食糧庁長官であった。

やはり、猪苗代は夏を満喫できる素晴らしいところであると実感。







7月27-28日 亀山湖 新艇を購入したものの、2ヶ月もご無沙汰で気が狂いそうな食糧庁長官が、 ちょっと早めの夏休みに突入。しかし、他のメンバーにとっては普通の週末、 かつ都合がよろしくない。やっとのことで財務大臣の参加約束を取り付けるも、 前日いくら電話しても財務大臣は応答せず、深夜1時を迎える。この時間でも 電話に出ないとは、絶対電車で寝ているに違いない、と確信するとやはり的中、 後に電話がかかってきて、蒲田に居るとのこと。この時点でようやく亀山湖へ 行くことが確定する。

半ばあきらめの境地の食糧庁長官であったが、財務大臣は期待を裏切り、 午前中にちゃんと出発、めずらしく集合時間前に到着するのであった。 途中、久留里で買い出し、銘水を汲み、祭りの神輿に翻弄されながら 亀山湖へと向かう。

亀山湖周辺の公園は、キャンプ禁止のため、カヌーライフで夏季のみ営業、 と記されていたキャンプ場へ向かうも、みあたらず。よーく見ると、昔 キャンプ場であったと思しき廃虚が。駄目だこりゃ、と思いつつ河原へ 降りると、キャンプのできそうな草原が広がっている。 さあ、ここにするか、と思った矢先、財務大臣を天敵のバッタが襲撃する。 この襲撃により、財務大臣はここにテントを張る気が全くなくなり、 通年キャンプ場でのオートキャンプに落ち着くのであった。しかし、 家族連ればかりのオートキャンプ場で、おっさん二人のキャンプは極めて 怪しい。 食糧庁長官は、最近堕落しているため、「ケンちゃん餃子」や、焼き鳥、 肉野菜炒めなどでお茶を濁しつつ、12時頃就寝。

翌朝、6時前から元気に朝食の準備をするボーイスカウトの声にたたき起こされ たため、これまた珍しく10時にきちんとチェックアウト。いざ漕ぎに出かける。

亀山湖は、水は汚く、釣り師も多いが、なかなかどうして面白い湖である。 上流の方へ漕ぎ出すと、どこかならまた湖に似た雰囲気で、崖やトンネルが あって、結構野趣あふれる。まあ、ダムサイト方面はそれなりだけど。

帰りに、亀山温泉に立ち寄るが、なんと温泉はあの衝撃の正木温泉の泉質と 似ているではないか。これで、浮いているのは天然素材ではないか?との 疑問も生じたが、十中八九垢に違いないであろう。

当初はどうなることか、と思ったが、なかなかどうしてスムーズに事の運んだ週末であった。







6月01-02日 奥利根湖 先週のならまた湖が、あまりにも素晴らしかった為、メールで自慢しまくっていた ら、 参加できず悔しい思いをしていた財務大臣から以下の返信。

「いいいいいなあああああーーーーー。 今週末、もう一回誰か一緒に行かない?(いかにも返事が来なそうな質問ですが・・ ・。)」

それについつい 「実は、暇と言えば暇なんだが。」 と隊長が返信してしまったところから、財務大臣怒涛の攻撃。

「金曜、飲み会あるし・・・。」
「二週、連続キャンプに行くのは人としてどうか?」
「財務大臣と行くと、雨降ったり、ろくなことがないからなあ。」
と渋っている隊長へ、

「どうしようか?とりあえず、土曜日の午前中に太田(隊長自宅)まで行きましょう か?」

という無理やりな財務大臣のメール。

そして隊長が土曜日、二日酔いで唸っているところに、本当に無理やり現れたので あった。

「まるで犯されているようだ・・・。」 ということで、 「強姦キャンプ」と命名。

仕様が無く、先週、道路の土砂崩れにより行けなかった、奥利根湖へ出かけること に。 2人が太田を出発した時は、痛いくらいの陽射し。 「財務大臣と一緒でも、今回は大丈夫か・・・。」 と思っていたら、水上インターの手前で「雨の為、スピード50km制限」の表示。 何だ何だと言ってる間に、雨が降り始めたのであった。 「財務大臣と一緒だと、やはり何かある・・・。」 と不安になる隊長。

矢木沢ダムの管理用道路を、閉門時間ギリギリで通過し、ダムに近づくと、多数の路 駐を発見。 嫌な予感がしつつ、ダムのキャンプサイトに着くと、キャンプサイト一杯に埋め尽く す車。 やむを得ず、草むらでキャンプを張ろうとするも、背丈の伸びた草が雨に濡れて、何 とも不快。 「勘弁してくれええ。」と2人で途方に暮れるのであった。 やむなく、楽沈隊初のアスファルトキャンプを敢行。 駐車場にテントを張ったのであった。

明け方、強風が吹き、タープが倒れて、阿鼻叫喚な状況に。 隊長、またしても途方に暮れる。 そんな事もつゆ知らず、爆睡する財務大臣。 朝、2人でパスタを茹でるも、いまいち。 欠席した食糧庁長官の偉大さを実感する。 しかし、いざ漕ぎ出すと、奥利根湖の素晴らしさを実感。 やはり、素晴らしい湖である。 今回は、いつも行く「ならさわ」方面ではなく、 利根川源流方面の「大白沢」を目指すことに。 色々な沢に寄り道しつつ、大白沢に辿り着くと、小さな沢が。 「なんだ、小白沢だな。」とちょっとがっかりする。 しかし、実はそこが、大白沢の本流ではなく、すぐ左に立派な滝を発見。 正に絶景。 近くに上陸し、チョリソーで一杯。 「こんなことをやっていたら、人間駄目になるなあ。」 と二人で語り合う。

すっかり夏の風情の奥利根の風景に後ろ髪引かれつつ、帰路につく。 帰りは先週と全く同じコースで、温泉「洞元茶屋」へ。 「強姦キャンプ」と言ったことなどすっかり忘れて、大満足の奥利根湖であった。 (隊長記す)

駄目だね。(広報部長談)







5月25-26日 ならまた湖 奥利根で残雪と新緑を堪能しよう、というつもりであったが、 財務大臣は家庭の事情で、どうしても参加できず、打ち合わせメールに くやしさたらたらのメールで茶々を入れ、当日を迎える。
化学技術庁長官は、病み上がりのため敢え無く参加を断念。 河川担当大臣も、仕事の調整がつかず断念。 隊長、食糧庁長官に、久しぶりのブライダル室長が新妻を伴い参加となった。

好天に恵まれ、隊長も珍しく早起きして朝マックを堪能するなど、 出だしは好調に思われた。しかし、パーキングで隊長を待つ食糧庁長官の元へ、 ブライダル室長より「矢木沢ダムに向かう管理道路が土砂崩れで通行止め」 との報告が入る。同時に、財務大臣より「朝まで飲んで、山手線を3週、 途中川越を経由してやっと浦和に帰ってきた。これから用事がある夕方まで寝る。 なにやってんだか」 と、駄目な報告を受ける。どうやら、土砂崩れは財務大臣の呪いのようである。 心なしか風も強まってきた。 ウキウキ気分で到着した隊長にそのことを告げ、暗い気持ちで 水上へと向かう。やる気の無い買い出しを終え、 楽沈隊結成の地であるならまた湖へと向かう。

奈良俣は、結成時に奥利根を訪れた際、雨にたたられ、道端で野営をしたという いわくの場所である。「ずいぶん駄目な場所でキャンプをしたな」 という感傷にひたりながら、 「オートキャンパーズならまた」を目指す。結成時は、ここに泊まるよりは道端を選んだように、 魅力があまり感じられなかったのだが、新妻のことも考慮し、 今回はここにテントを張ることにする。
ところがどっこい、設備はきれいだし、キャンプサイトは広々としているし、 木々に囲まれて雰囲気はいいし、なにより空いていてとてもよいキャンプ場であった。

テントを張り、ビールで土曜の昼下がりを堪能するも、時折強い風が吹く。 財務大臣の話をすると、決まって風が強くなるので、呪いであると確信する。

翌朝、ブライダル室長は早速グラブナーを膨らまし、新妻と一緒に漕ぎ出す。 その間、隊長はうとうとし、食糧庁長官は朝食を作成。 チェックアウトをすませ、お昼ごろ本格的に漕ぎ出すことに。
漕ぎ出してみると、どうしてなかなか、楽しげな湖である。 護岸などの人工物が目立つものの、雰囲気的には奥利根と似ている。 途中、小石沢に入っていくと、雪で覆われた沢が現れ、感動する。 上流の大石沢にも雪渓がみられ、探検気分を堪能。 時折強い風が吹くので、財務大臣の噂をしないように注意しつつ、 キャンプ場へと戻る。

ブライダル室長夫妻が帰途についた後、残された隊長と食糧庁長官で、 残飯整理を兼ねた宴が駐車場で催される。しかし、駐車場に座って手羽など 焼きつつ、ビールを飲むおやじ二人は相当駄目である。 そこに化学技術庁長官より電話が入り、強風は化学技術庁長官の呪いもかかっていたと知る。

キャンプ場でもらった割引券で、 洞元茶屋 の風呂を浴びに行く。ちょっと怪しげな作りの茶屋だが、 店員の対応がしっかりとしていて意外。当初は不安だったが、露天風呂に入ると その不安は払拭された。木の根沢に面する「仁王の湯」はとても広く、解放感のある 最高の露天風呂であった。

普段は、奥利根に隠れて忘れられがちなならまた湖だが、呪いのおかげで その良さを発見できたのであった。






ゴールデンウィーク いろいろ 駄目系楽沈隊、分裂の危機!?





3月22-24日 弓ヶ浜〜青野川 化学技術庁長官のたっての願いで、南伊豆は弓ヶ浜へ。 青野川をさかのぼりつつ、花見でもしようという企画。 当初、「昼くらいには着く予定」と言っていた隊長だが、前日には 「夕方くらい」になり、当日は午後3時過ぎにまだ群馬にいる始末。 財務大臣も、仕事が終わらず、出発はやはり午後4時ごろに。 夕方6時に現地に到着した食糧庁長官は、隊長がまだ練馬、財務大臣が まだ羽田にいることを聞き、雨の弓ヶ浜で愕然とする。 温泉につかったり、ファミレスで粘ったり、時間をつぶすこと約7時間、 結局皆が揃ったのは午前1時。あきれた食糧庁長官は、雨の中テントを 組み立てる皆を横目に、車の中でふて寝する。
翌日、雨は上がったものの、強風に悩まされる。砂浜からの出艇はあきらめ、 河口から漕ぎ出すことに。皆の「川を上ろう」という声に反して、隊長は 「ちょっとそこまで行こう」と海の方へ漕ぎ出す。が、海にでたとたん、 強風に煽られ、隊長本年度初沈。 近場の浜に緊急上陸、寒さに震える隊長を前に、隊員一同大ウケ。 ここで、昼飯用に確保しておいたおにぎり、いなりが水没していることを 確認、一同の士気が下がる。 気を取り直して川を遡上。途中風と流れに悩まされながら、菜の花の咲く土手に 上陸。桜はまだ満開ではないが、一面の菜の花は圧巻であった。 再び海水に浸かった鰯など焼きつつ腹を満たし、帰途へ。帰りは流れと風で ラクチンである。河口で上陸すればいいものを、またしても海側へと繰り出し、 猛烈な向かい風に立ち向かい、なんとか弓ヶ浜に上陸。そこで、財務大臣は 何を思ったかいきなり海水浴を始め、砂浜を歩いている人々の失笑を買う。 夜は、温泉で疲れた体を癒し、下田でうまい魚などを食す。 風で思うように漕げず、どちらかと言えば伊豆旅行(カヌー付き)、といった 感じであった。






2月23日 多摩川下流域 前日PM11:00過ぎに財務大臣より決行の一報あり。 これより帰宅し、詳細検討の旨通知を受ける。 しかし、ホットラインがつながることなくAM2:00過ぎに化学技術庁の明かりが消え たのだった。
時間と体力を持て余し、二日酔いの朝の思いつきで多摩川へ。更なる思いつきで出発 点を登戸にし、科学技術長官が住む寮のある川崎幸区戸手を目指す。寮の下まで漕い で部屋で打ち上げをするのが目標だった。現地に電車で集合(財相は止むを得ず1時 間遅刻)し、弁当を食ってから何だかんだと時間を食い、15時すぎに出発。
PM1:00現地集合の連絡を受けた化学技術庁長官は化学忍者隊へスクランブル要請。 ゴッドフェニックスを発進させ12:50頃目的地に到着。 途中20分程遅れる連絡を受けたが巨大な荷物を持っていたため現地行を強行。 目的地到着後さらに遅れると連絡が入る。 結局2時過ぎに姿を現した財務大臣に対して、我がガッチャマンはバードミサイルを 全弾ぶち込んだ上に化学忍法火の鳥をお見舞いするため被害の少ないと予想される 多摩川河川敷に誘導。 が、財力に物を言わせた財務大臣がコンビニおにぎり購入で先制攻撃をしかけ、 火の鳥は不発に終わってしまう。 その後弁当を食べる財務大臣を横目に忍者隊は黙々と準備を進めた(船を組み立てた)。』
「2時間あれば十分だろ」と楽観的な気持ちで漕ぎ出す。全荷物をリュックに背負ったこと もあり、心なしか重心が高く不安定だったが、コンセプトは、「今日だけは沈は絶対 にしたくない」。慎重に先を見ながら漕ぎ続ける。
途中何度も船を下り視察を繰り返す財務大臣に頭が下がる。
水が少ない為、殆どの瀬の手前は 川に入ってジャバジャバとカヌーを曳いて歩くが、不思議と水があったかい。他にカ ヌーなど漕いでいる人は誰もいない。河原でくつろいで戯れるカップルがやたらと目 に付く。正直言えばそういうことがやたらと気になり、心の狭い会話をしながら下る が、たまには人に声を掛けられいい気分で挨拶する。
今現在、アウトドアをやる人間の中で心の狭さNo.1,2ではなかろうか? という思いがよぎる。
17時頃、はるか向こうにビル の群落が見えてきて、ゴールが近いのではないだろうかと楽観的に考えようとした が、河原で遊ぶ子供に「小杉はどこ?」と聞くと、「ずーっと向こう」と言われ、急 にどっと力が抜ける。その武蔵小杉に着く頃には殆ど真っ暗になっていて、あきらめ て「電車で帰ろう」と上陸。舟をたたんで支度が終わった頃には完全に夜になってい た。たたんだ後で、そこが中洲だったことを知ったのだった。
翌日多摩川沿いを化学技術庁が調査。昨日の上陸地点より目標までの距離が まだ7kmほど残っていることを確認した。目標断念はまことに断腸の思いであったが 判断は的確であったと思う。
また、川くだりで結構こすった感があったため、次の日に舟底を確認したが 殆ど無傷であった。さすが化学技術庁の技術の粋を集めたゴッドフェニックス!! 近日リベンジ?!か 化学忍者隊発進せよ!! ラジャー!! バードゴー!!

(財務大臣記す。赤字:化学技術庁長官増補)

なお、地図も持たずに漕ぎ出したため、 「ちょっと地図で調べて欲しい」と途中で広報部長へ電話が入る。 情報を提供するさなか、「あ、やばいやばい、沈する、沈する!」との実況中継に 広報部長、大ウケ。結局沈はしなかった模様だが、あまりにウケて、財務大臣に 怒られる。






2月22日 ?? ブライダル室長、入籍す。入籍間近にもかかわらず、朝まで飲んで連絡をしないで、 婚約者を最後の最後まで不安にし、怒られる。何はともあれ、めでたし、めでたし。





2月9-10日 和田長浜 財務大臣が、アウトドア禁断症状(単に現実逃避したいだけ、とも言う)を示し、 とりあえず和田長浜へ。到着すると、波は高く、寒い。隊長は昇進試験の勉強をする、 との理由で、史上初の欠席するも、電話してみると、案の定勉強なんかしていない様子。三崎で、マグロの中落ち、ヅケ、カマトロ等を買ってきて、マグロ三昧の夕餉。 カマトロは焼いてよし、煮てよしでオススメ。メインディッシュの「かにまぐろかきキムチ鍋」で体を温めつつ、美しい星空の元飲んだくれる。
翌日も、寒々とした曇り空。隣のグループで乗り沈した人を笑いつつ、 漕ぐ気なんか全然おきずに片づけを済ませると、 太陽がほんの少しだけ見えてくる。このまま帰るのもしゃくなので、 ウエットスーツも、グローブも無い我々の駄目装備で、結局漕ぎ出す。 黒崎の鼻を往復して、お茶を濁すにとどめたが、それでも顔や手や足が冷え冷え。 油壺にできた温泉で体を温め、再びマグロ丼など食しつつ、帰途へ。 やはり翌日が休み、というのは非常に気が楽である。






とき ところ - 2001年 - 参加者
12月15-16日 新宿〜横浜 普段は滅多に全員集合しないのに、納会となると、集まってしまうのが駄目な 証拠である。 一次会では、パープル隊員の婚約を祝い、駄目大賞の授賞式、人事発令など、 納会にふさわしい催し。パープル隊員の婚約者の友人も参加し、まるで合コン。 二次会後、終電で隊長の実家へ移動、隊長の弟に包丁さばき等習いつつ、 明け方までだらだらと。翌日、隊長のご両親により、まるで正月のようなもてなしを 受け、ベイサイドマリーナなど眺めつつ、中華街で晩飯。丸24時間以上同じ時を過ごす。オレンジ隊員は、腹が痛いのにも関わらず、全行程参加。後日、十二指腸潰瘍と診断される。ああ、駄目だ。





12月01-02日 三浦半島 寒さにもめげず、長浜でキャンプ。隊長が横須賀SAからオレンジ隊員に 電話をすると、まだ16号を南進中。 初めて「遅いぞ」という言葉を口にできる、という期待にうかれすぎて、 コンビニで買い物をしている間に、オレンジ隊員に抜かれる。オレンジ隊員の、 「遅いぞ」という言葉に、隊長地団駄を踏む。三崎へ食料調達に行き、マグロ やカニ、イカ明太などを購入。隊長のニューテントを張りつつ、夕餉に。 マグロの顎肉の炭火焼きを前菜に、焼きタラバを満喫。平行して、ズワイを 出汁にしたカニ鍋を作成。一時はどうなることか、と思ったが、余ったタラバ も投入し、ひたすらぐつぐつ煮ると、絶品に仕上がる。「カニが邪魔だ」などと 贅沢なことをのたまいつつ、腹を膨らます。 翌日、出汁のできったカニをほぐしつつ、雑炊を作成。笑いが止まらないうまさで あった。午後になり、ようやく江奈湾へ移動、横瀬島まで漕ぐ。横瀬島の潮だまり に、でかい蛸を発見。正味30分位しか漕いでいないが、疲労困憊。再び三崎へ 移動し、まぐろ鮨などを頬ばり、大満足しつつ帰途へ。





10月27-28日 奥利根湖 春に次ぐ奥利根湖第2弾! しかし、次々と参加者が減っていき、 最後は隊長&アイボリー隊員の2人に。 しかも、アイボリー隊員は土曜の午前中に法事があったことを すっかり忘れる不始末。 喪服姿で奥利根に現れた時には、すっかり暗闇なのであった・・・。 行く前までは、「月明かりの中漕ぎ出して、奈良沢に向かおうぜ。」 と威勢のいい二人であったが、寒さと暗さに恐れをなして、 結局、矢木沢ダムで夜を明かすことに。 酔っ払ってくだらない俳句をひねるなど、かなり駄目な晩であった。 次の日、さあ、いざ漕ぎ出さんと起きてみれば、外は雨。 この時点では今年一番の駄目キャンプであった。 しかし、漕ぎ出してみれば、雨も大したことなく、 燃えるような紅葉を二人で独占。 奈良沢の一本手前の沢に入れば、綺麗な滝。 沢に到着すると、きのこ採りにきていた地元のおじさん、おばさんのグループから 「食ってけ、飲んでけ」のお誘い。 採りたての”きのこ”をふんだんに入れたうどん、もつ、レバニラ、ビールを頂き、 最高の気分であった。 今回は二人で「ウィルダネス」を目指していたが、ただのブルーシートをタープにし、 フライパンと鍋と鉈のみで幸せな飯を作り、雨の中、沢登りをするおじさん達と会って、 そんなことを言っている自分達が恥ずかしくなった二人であった。 今回の一句 「沈脱し、立ちションすれば、これぞ「チン出す」」 あ〜、駄目だ。 (隊長記す)





10月6-8日 内房 3連休を利用して遠征を考えるも、財務大臣の財政緊急事態宣言を受け、近場に変更。 富浦・多田良北浜海岸をベースに2泊3日。近場のつもりが結構遠く、房総半島の大きさを実感。 集合時間の1時間前、オレンヂ隊員が保田の街を走っているところへ、 隊長からの電話:「今、群馬を出るから。」あきれるオレンヂ隊員をよそに、天候は次第に曇っていく。 結局全員集合したのは、夜になり、久しぶりの宴を楽しむ。先に眠りについたピンク隊員のテントが 風になびいているのを気にするアイボリー隊員、自分のテントが無くなっているのに気付くまでややしばし。 「テ、テントが無い〜!!」慌てて探すと、海上に浮かぶマイテントを発見、しばし呆然。 いろは坂のリベンジを果たすべく、隊長が「マンガじゃないんだから」と言ったとか、言わないとか。 動揺を隠せないアイボリー隊員、夜中の訪問犬に勝手に「あつし」と名前をつけ可愛がる。 2日目、隊長ご自慢の狂牛病スープ(牛テールスープ)に舌鼓をうち、いざ漕ぎ出す。 久しぶりにまじめに漕いで、へとへとになったので、風呂にでも入ろう、ということになり、 道の駅富浦で温泉を物色、いざ正木温泉へ。車で走ることしばし、果たして正木温泉は普通の農家で あった。腰が90度に曲がった婆さんに聞くと、やはりここは温泉、とのこと。休憩所(というか茶の間) で前の客が出るのを待つ間、タイムスリップしたような気になる。隊員一同、トイレに衝撃をうける。 不安を感じつつ、風呂に入ると、やはり衝撃をうける。外からは牛の鳴き声が聞こえるし、、、 あまりの衝撃に、皆早々とあがってしまう。この衝撃は体験しないとわからないであろう。 動揺を隠しつつ、記念撮影する隊長とレッド隊員。 次の朝、アメリカがアフガンを攻撃開始した、という暗いニュースを反映するかのような空模様、とうとう雨がふりだす。 片づけが終わるころ、横須賀基地を次々と出港した軍艦の列に恐怖を覚える。 最後はやはりちゃんとした風呂に入りたい、ということで金谷温泉で雪辱を晴らし、帰途につく。 カヌーの印象よりも、他のイベントの印象が強い企画であった。





9月1-2日 中禅寺湖 菖蒲ヶ浜キャンプ場に幕営。夜中に隊長が太田から駆けつけたのだが、 いろは坂を上った後、思わず右折、すぐにいろは坂を下る羽目に。オレンヂ隊員の 「マンガじゃないんだから」というたしなめに、アイボリー隊員大ウケ。 翌日はパープル隊員と婚約者が登場。奥利根湖に負けない景色を満喫。 キャンプ場には、スターンズ軍団が大挙して押し寄せ、オレンヂ隊員合流の上、千手が浜へ。 隊長とアイボリー隊員、対岸へ漕ぎ出すもアイボリー隊員が途中で爆睡、 隊長やっとのことで帰還す。帰りは中禅寺湖温泉を満喫、なかなか充実した週末であった。





7月15日 彩湖 あまりにも天気がいいので、隊長の「ヨンエ」の処女航海(海じゃないけど)を実施。 あまりにも簡単な組立方に、隊長ご満悦。呼び出された近所の財務大臣は、 「中央道で渋滞にはまって、今山梨なんです。」と白々しいウソでピアノのレッスンを さぼるはめに。結局大宮の極楽湯につかり、だらだらと飲み食いする。 カヌーを漕いだのはトータル1時間にも満たない、やはり駄目な集いであった。





6月6日 太田 隊長宅に、酔った勢いで買ったグモテックス・ヘリオスが到着。「ヨンエ」と名付ける。





6月3日 長瀞 久しぶりの全員集合。河川担当レッド隊員の企画で、いざホワイトウォーターに臨もうとしたが、 ヘルメットを持っていない隊員が多いことに気付き、改めて駄目なカヌー集団であることを自覚する。 さらに、驚くべきことに隊長が集合時刻より前に到着。 そのときまだ家にいたアイボリー隊員に優越感を抱く。 鉄橋の瀬でパープル隊員、沈。 セイゴの瀬、小滝をなんなくクリアし、小滝そばでアイボリー隊員の到着を待ちつつ川遊びをしていると、 昼過ぎにようやくカナディアンを担いで登場する。 アイボリー隊員も遅れを挽回すべくサファリで沈。 親鼻橋から高砂橋下まで、天気良し、景色良し、沈良し、と三拍子そろった体験に、一同大満足だったのだが、 「(ラフティングで死者の出た)この時期にこんなことをするのは心底駄目だ」との噂もある。





5月26日 玉淀 楽沈隊の結成構想を練った聖地に、集結。 昨年と全く同様、アイボリー隊員、苦沈すること多数。 正に「朕は沈なり。」といったところ。(訳分からん) その後、一人で沈するのが寂しくなったらしく、 犠牲者2名(隊長とピンク隊員)を 無理矢理、パンツ一丁で川に引きずり込むアイボリー隊員の姿は、 さながら、ジャイアント馬場の霊が乗り移ったようであった。 更に、隊長も、べろんべろんに酔っ払って、 河原を車で爆走し、帰り道でタイヤがバースト。 気がついたら、ホイールで走っていた。 あ〜あ、駄目だ。





5月19-20日 三浦半島 鬼門の和田長浜海岸で、隊長と食糧庁長官が待ち合わせ。期待に違わず、隊長約4時間の遅刻。 風が強いので、東側の三浦海岸へ移動、道路横の砂浜で、街の灯りを見ながらキャンプ。 翌朝は、柄にも無く早起きし、三崎へ移動、朝市のマグロ汁にうなり、朝から鮨屋で頬を緩める。 あまりの満足さに、危うくこのまま帰りそうになるが、再び長浜海岸へ。 とりあえず黒崎の鼻横の砂浜でぐうたらし、いざ小網代湾へ。途中波は結構高く、波乗りを満喫。 帰りは追い風でイケイケ、充実の航海であった。





5月12-13日 奥利根湖 財務大臣秘書を、初めての女性参加者として迎える。残雪の谷川岳を見ながら、 まるでカナダで漕いでいるような錯覚に浸る。 雪解け水は笑えるくらい冷たく、奈良沢は増水で陸地狭し。 写真を見る限り、全然駄目じゃないように見える。いかんなあ、こんなことでは。





ゴールデンウィーク 多種多様 隊長、財務大臣、食糧庁長官が、西伊豆でだらしないキャンプ生活を過ごす中、 レッド隊員は仁淀川・江の川をはしごする、というカヌー人として模範的な連休を過ごす。





4月8日 渡良瀬遊水池 パープル隊員、花見を兼ねて婚約者と念願のグラブナー初漕ぎ。 格段に安定性の増した新しい艇の特性を生かし酒運搬船としての活躍が期待される。





3月24-25日 名栗湖 カヌー工房があるんだから、、、と思いつつほとんど下調べをせずに出撃。 ところが、カヌーを下ろすのに適当な場所がほとんど見当たらない。 工房のスロープは使用料をとられるので、ようやく見つけた湖岸より隠れるように漕ぎ出し、 寂寞とした景色と釣師の冷ややかな視線の中を30分程満喫。キャンプサイトを探すも、 河原という河原が利権の巣窟であり、テントを張るどころか足を踏み入れるだけで 金をとられる状況を大いに嘆く。結局キャンプ場を利用。 新人事のタイムキーパが効をなし、隊長の遅刻時間が大幅に短縮。





3月1日 さかいや パープル隊員、休み時間に、バーゲン品のグラブナー・ホリデーを衝動買い。 わずか5分で夏のボーナス一括払いを即決。○ラ○○ー関係者には内緒です。





2月17-18日 長浜海岸 記念すべき21世紀初イベントにもかかわらず、パープル隊員、前日の飲み過ぎによりドタキャン。 隊長があきれて渋々出掛けるも6時間遅刻。(15時待ち合せ、21時到着) アイボリー隊員、海岸で一人隊長を待ちながら、友人に電話をかけまくり、寒さと寂しさをしのぐ。 21時過ぎに、車の中でいちゃつくカップルを罵倒しつつテントを張り、強風の中焼肉をむさぼる。 翌日はただただ海を(二人で)眺め、カヌーを組み立てるも途中で挫折。 本人達は「いいキャンプだった」というが、傍目から見ると明らかに駄目である。





2月16日   連絡用にeグループにメーリングリストを作成! 来るべき21世紀(本当の)初漕ぎの打ち合わせに役立つとおもいきや、ピンク隊員水島に長期出張が決定。 下手すれば永久就職になりそうで、困惑す。





とき ところ - 2000年 - 参加者
12月17日 新宿 アイボリー隊員、晴れて新艇を購入!予想外のでかさにちょっと焦る。





12月11日 新宿 アイボリー隊員、購入を決意し、仕事をそそくさと切り上げていざ新宿へ。 かくして、Old Town Pathfinderに、「アイボリー様売約済み」の札がさがることに。 果たして、年内に処女航海なるか!?





12月9-10日 新宿 納会も兼ね、新宿でだらしなく朝を迎える。皆、来年の展開について、無責任に希望を語る。 L.L.Beanで処分品のOld Townカヌーを発見、 アイボリー隊員に購入を焚き付けるも、即断はせず。ついでに隊長も焚き付けられる。 後日、レッド隊員も相当の駄目系であることが確認され、一同ほっとする。





11月4-5日 那珂川 晴れていた天気が、烏山に近づくにつれて怪しくなり、またもや雨、 と思いきや、奇蹟的に皆集合時間より早く到着。河原にいた子猫に駄目な心を洗われる。 加えて、今回より新しい隊員、レッド隊員を迎える。 出発早々、アイボリー隊員沈。つられてパープル隊員も沈。 11月とは思えぬ天候に恵まれ、大満足の川下り。県境まで紅葉の中を約20キロ漕ぐ。 新隊員のテルテル坊主効果に、今後期待が高まる。





10月7-9日 西伊豆 絶好のカヌー日和に、隊長、アイボリー隊員、6時間10分の遅刻記録更新。 隊長が近づくにつれ、雲行きが怪しくなる。 2日目は、 松崎から三四郎島、堂ヶ島、天窓を洞窟探検しながら往復、岩地温泉大漁風呂往復と、 20キロ程を漕ぎ大満足。しかし、夜になるとやはり雨が降り始め、3日目は雨のなかの後片付け。 しかし、片付けが終わるととたんに晴れる。やはり、隊長が雨男であるのは疑いの余地なし。





10月1日 長浜海岸 雲行きの怪しい中、更なるフライングを試み、一路三浦へ。水中バイクの爆音をよそに、波に揉まれる。 キャンプ向きの穴場を発見し、また来ることを誓う。水もそこそこ奇麗だし、大満足。





9月30日 八景島 次週の西伊豆シーカヤックに備え、近場でフライング。ベイサイドマリーナの戦略にまんまとはまり、 資本投下を余儀なくされる。おかげで開始が遅くなり、いざ出艇というところで雨が振り出す。 悔しいので、雨の中、海草にまみれながら漕ぐ。マリリン本当の処女航海。夜はグリーン両親の暖かいもてなしに甘え、 だらしなく酔っ払う。





9月24日 渡良瀬遊水地 昼過ぎに到着し、17時の退出時間までに、バーベキュー、艇の組み立て、片付けを済ませるという、 とても慌ただしい日曜の午後のひとときを過ごす。





9月16-17日 那珂川 台風が接近し、雷が轟く中、未練がましく那珂川そばにてキャンプ決行。 グリーン、6時間近い遅刻で顰蹙を買う。川は増水・増速しまくり。





9月2日 長瀞 長瀞にてホワイトウォーター体験。オレンジ初沈。 オレンジ、初回にして競技カヌーとは相容れないことを悟る。





8月26-27日 那珂川 パープル、グリーン、下見を兼ねてフライング。グリーン、何でもない所で沈。 ついでに穴もあける。





8月5-6日 猪苗代湖 オレンジ艇処女航海(海じゃないけど)。蛍と酒に酔いしれ、 月明りの下酔った勢いで漕ぎ出す。自然の美しさが駄目を被い隠す好例。 華々しく楽沈隊完成を祝う。





7月30日 彩湖 ピンク艇処女航海(海じゃないけど)。ウィンドサーフィンの隙間をぬって、 だらしなく漕ぐ。





7月29日 ミナミ ピンク、オレンジ艇の購入に焦りを感じ、購入を即決。





7月28日 ミナミ オレンジ艇購入。





7月23日 新宿 猛暑の中、オレンジ、グリーンと共に艇購入の下見。 昼3時に待ち合わせ、会った瞬間にお互いの口からでた言葉が 「とりあえずビールだな」であり、駄目を再確認。





7月15-16日 奥利根湖 楽沈隊、初の全員集合。 雨により、奈良沢でのキャンプは断念するも、雄大な奥利根湖を満喫。 匂い付けも忘れない。 ピンク・オレンジ泥沼への第一歩。





- 駄目系楽沈隊有史以前 -
7月8日 神流湖 やっと隊員(のちのピンク隊員)勧誘に成功。 隊長、酔っ払って沈し、買ったばかりのパドルフロートをなくす。 雨が降る中、視界30cmくらいの水中をシュノーケリングし、 勧誘した隊員が駄目系であることを確信。





5月21日 渡良瀬遊水地 前日奥利根に行けなかったので、未練がましく近場でお茶を濁す。 が、予報に反し、快晴。二人で気象庁を罵倒する。





5月20日 玉淀 奥利根に行く予定だったが、ファック気象庁の雨予想で挫折、 しかし晴れた。のちのアイボリー隊員、藻が浮く川で沈すること多数。 しかも、友人との飲み会の待ち合わせ時刻に、まだ玉淀にいた。 あ〜あ、駄目だ。 このころ、駄目系楽沈隊の構想が隊長に芽生える。





1999年夏
グリーン艇購入(冬のボーナス一括)このころより財政がかなり厳しくなる。


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